クワガタムシの季節
和名:オキナワヒラタクワガタ 方言名:ハサマー、ヤマオバサン
暑くなってクワガタムシが樹液を求めて出てきました。宜野湾市の小学校の樹木には多くのクワガタムシが来ています。まわりに深い森がないので食料の食糧事情がよくないせいでしょうか小振りなものが多いのです。
方言名はハサマーとかやんばるではヤマオバサンと呼ばれていました。一瞬、山叔母さんと思ってしまうんですが、山、大、バサミの意味なのですね。やんばるのミカン畑に行くとリュウキュウノコギリクワガタがいます。
沖縄ではタブノキ、ゲッキツ、アカメガシワの木に良く付くと言われていました。南城市ではタブノキのことをハサマーギ(クワガタムシの木)と呼んでいるくらいです。最近増えてきた街路樹のタイワンモクゲンジのもよく見られるようになりました。写真はタイワンモクゲンジについているオキナワヒラタクワガタです。
参考にした本
沖縄の方言で楽しむ生き物いちむし
○沖縄の自然を楽しむ 昆虫の本
○沖縄の野山を楽しむ 植物の本 改訂
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