2007年04月20日
ウマの○○○
方言名:ウマヌタニー 和名:ニセクロナマコ
沖縄の方言を調べていると直接的表現が多いのですが、このニセクロナマコの場合も例にもれません。ウマヌタニーとは馬のチンチンのことです。海に横たわっているデローンとした物体を沖縄の昔の人々は大きさといい形といいこれは馬のいちもつによく似ていると思ったのでしょう。言葉というものはその時代の人々の大多数が「うん、そうだ!」と同意してくれないと残っていかないのですね。ですからこのような言葉が残った背景には身近にこのような動物がいたということなのですね。現代のように家畜が身近にいない社会ではピンとこないので消えていく言葉なのかもしれません。
Posted by 徳門大介 at 10:28│Comments(0)
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